2008年単身イタリアに渡り、現地の学校を卒業した後、当時の2056srl(m.a+)社に入社する。マウリツィオ・アマディ氏のアシスタント・パターンに携わり、帰国後2013年に自身のレーベルを立ち上げる。
糸から選定されたその織りにもこだわったオリジナルの生地を用いたそのコレクションは、ボタンからステッチに至るまで妥協を許さない物作りに徹している。そのシルエットは、着心地を重視した独特のルーズフィットを追求する。

Wとは、ラテン文字の23番目の文字であり、その字形はVに由来し、Vを二重化したものである。仏語の「tous les deux」（トゥレドゥ）は２つ･２人にとって、両方共にという意味であり「ensemble」（アンサンブル）は一体／併せるという意味である。
２つのもの・事・人を重ね併せ、常に進化していこうとする二位一体という造語が語源である。２つのものを１つに併せるという協力共同により創られたこのブランドを身に纏うことで、新しい自身と新たな自分を発見して欲しいという願いと込め制作されている。